近藤義歯研究所は、「患者様のために」を信念とする入れ歯専門の技工所です。ここに集う歯科技工士たちは、高度な技術と熱い想いを込めて、一つ一つのKGKデンチャーを究極のオーダーメイドとして製作しています。
(※元のコンテンツにあるバナーより、ぜひ技工士たちの紹介動画をご覧ください。端末の音量にご注意ください。)
① 山本浩之:立会い担当
「どの技工所よりも患者さんのことを考えています。」
立会い担当の技工士として、型取りのサポートから、患者様と直接お会いする機会が最も多いです。患者様のお話を直接伺う時間は、理想の入れ歯を作るための貴重な情報源となります。
「イーウーオー」と口を動かしていただき、口腔内の筋肉を精密にコピーする「閉口機能積層印象」を支えています。長年の経験から、患者様の理想的な噛み合わせが見えるようになりました。
私たちは、25年の歴史の中で数多くの名医とお付き合いさせていただいています。患者様、腕の良い先生、そして技工所の三位一体で、最高の入れ歯を共に作り上げていきましょう。

② 小澤紘史:設計担当
「長く使っていただくための『10年症例』というコンセプトで設計しています。」
入れ歯の設計は、家の設計と同じです。最終的なゴール(患者様が快適に10年間使える状態)を先に決め、そこへのプロセスを詳細に手描きします。
- 緻密なオーダーメイド:歯の長さ、あごの距離などすべてを計測し、出来上がりをイメージ。二次元の図面を緻密に作ることで、入れ歯の精度を向上させます。デジタルでは再現できない、人の血が通ったオーダーメイドです。
- 総合的なこだわり:食事、会話、見た目(審美面)、違和感を減らすことなど、総合的な機能にこだわります。
- 未来を見据えた設計:将来、残っている歯を失った際も、**増歯(ぞうし:入れ歯に歯を付け足すこと)**が可能なように、5年10年先を見据えて設計に落とし込みます。増歯の指示書が届くと、「これだけ長く使っていただけた」と嬉しくなります。
患者様ご自身は「合わない」と先生に伝えにくいこともあるかと思いますが、私たちは会社一丸となって誠心誠意努めますので、遠慮なくお声をお聞かせください。

③ 室井利之:メタル担当
「KGKデンチャーは『究極のオーダーメイド』です。」
「メタル」工程では、入れ歯の土台となる金属床部分の製作と調整を担当します。
【メタルのこだわり】
- 緻密な初期工程:入れ歯の大きさ、形、お口の状態を考慮し、バネの位置などを決定します。メタルは製作の最初の工程であり、良い入れ歯を作るために、先生とのコミュニケーションや良い模型であることの確認が非常に重要です。
患者様一人ひとりのお口の状態は異なり、同じ形の入れ歯は存在しません。KGKデンチャーはまさに**「究極のオーダーメイド」**です。
当研究所では、技工士が患者さんと直接お会いし、お話を聞く機会があります。毎日の食事で「食べ物をすりつぶさないと食事ができない」といったご苦労をされている患者様を、KGKデンチャーで一人でも多く救いたい。それが近藤義歯研究所の願いです。

④ 平崎高太郎:排列担当
「排列に大切なのは、『解剖学的な基準』と『平均値』などの明確な基準です。」
歯のない場所に、模型上で正しい歯を並べるのが「排列(はいれつ)」です。
【排列のポイント】
- 明確な基準:解剖学的な基準や平均値といった明確な基準があるため、KGKデンチャーは安定したクオリティで製作できます。
- 個性に合わせる:その上で、女性なら歯に丸みを持たせる、男性なら角を作るなど、患者様の個性に合わせた調整を加えます。
- 機能と安全性の両立:きつすぎず緩すぎない「ちょうどいい調整」を目指し、入れ歯の出し入れのしやすさも考慮します。前歯は見た目、奥歯は噛み合わせを重視し、全体的な流れを美しくつなげます。
困っている人を迷わず助けたい。自分自身が歯がないと困ると思うからこそ、できることは全て尽くしたいと思っています。

⑤ 須藤碧音:埋没・重合担当
「よくなってくれればいいな、ちゃんと食べられるかな、と考えながら仕事に取り組んでいます。」
担当する「重合(じゅうごう)」は、入れ歯の材料をロウから専用の超高密度なプラスチックに置き換える工程です。患者様の口腔内をそのまま再現した義歯を、エラーなく再現することを目指しています。
【重合・埋没のこだわり】
- 患者様への想い:日々「よくなってくれればいいな」「ちゃんと食べられるかな」と患者様を思いながら仕事に取り組んでいます。
- クオリティの追求:全ての工程でクオリティを求め、誰がやっても誤差なく完成度を高めることがこだわりです。専用の超高密度プラスチックと超精密成型器を使うことで、臭いや汚れが付きづらい義歯を作ります。
患者様の食事のサポート、そして笑顔のために、日々できることを増やし、進化を続けています。

⑥ 角屋浩綺:研磨担当
「KGKデンチャーは、こだわりが何百倍もつまっています。決して安い買い物ではないので、傷一つないように研磨しています。」
研磨工程は、患者様のもとに届く前の最終チェックの場です。
【研磨のプロセスとチェック】
- 重合後のバリ(余分な部分)を取り、形を整える。
- 磨き粉とブラシで磨き面を研磨。
- 柔らかい布バフでさらに傷を消す。
- 液体研磨剤でツヤを出す。
ライトを当ててツヤがしっかり反射するか、手触りも含めて傷がないかを、隅々まで入念にチェックします。口に入れた時に痛くないよう、前工程で作られた理想的な形を崩さないように美しく仕上げます。
入れ歯は、厚みも長さも形もすべてが重要です。私たちは、患者様の大切な入れ歯に、傷一つ残さないよう細心の注意を払っています。

近藤義歯研究所の歯科技工士は、入れ歯を専門としています。製作に携わる「人」が分かることで、入れ歯が血の通った温かいものに感じていただければ幸いです。
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